Case01

女性特有のお悩み

生理周期が決まらない、生理痛がひどくよく鎮痛剤を使っている。 生理前からイライラしたり情緒不安定になるなど生理のお悩みは辛いですよね。
妊娠・出産などによる体調の変化や更年期障害、自律神経の不調など女性の一生には女性ホルモンの影響が大きくかかわってきます。 女性ホルモンのバランスはちょっとした生活の乱れやストレスなどの影響を受けやすく、様々な不調が起こりやすくなります。 漢方では血の巡りを主にし、『気』『血』『水』のバランスをとることによりホルモンバランスを整えて改善していきます。 若い時から生理を整えていくことで、妊娠しやすいからだになります。 血の道の病は漢方薬の効果が大きいです。

• 気: 神経の働き
• 血: 血行・ホルモン
• 水: 水分代謝

Case02

鼻炎・鼻づまり

鼻炎は漢方では『水毒』と考えます。
白いサラサラした鼻水が多い時は
冷えや水の巡りを良くして整えます。五行説では鼻は胃腸の状態を、よくすることで改善しやすくなります。
鼻がつまる場合は炎症を改善し、
免疫力を整えることも必要です。慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の改善もできます。

Case03

アトピー性皮膚炎

漢方では
アトピー性皮膚炎はかゆい症状を取ってあげることと同時に
胃腸を整えることが大切です。
食生活や生活習慣の乱れは腸の免疫機能を狂わせ、アレルギーが起こりやすい状態を作りやすくします。
漢方薬はアレルギー症状を整えながら体力や免疫力を整え、アレルギー体質の改善にも効果があります。

Case04

めまい・耳鳴り

めまいや耳鳴りは耳鼻科を受診することが多いですが、
耳にだけ原因があるわけではありません。
からだの『水』の停滞と循環の悪さや『血流障害』などが関係しています。
『水』や『血』の巡りを良くする漢方薬で改善していきます。また『気』の働きも影響しています。

• 気: 神経の働き
• 血: 血行・ホルモン
• 水: 水分代謝

Case05

ひざ・腰の痛み

漢方では『気(神経の働き』 『血(血行ホルモン)』
『水(水分代謝)』という考え方があり、痛みはこの『気』『血』『水』を乱しやすい体質が関係して生じていると考えられています。
更年期以降の女性では、女性ホルモンの減少で骨からカルシウムが失われやすくなり、骨粗鬆症による腰痛も起こりやすくなります。特に慢性的な腰痛や痛み、しびれなどは漢方薬で気を巡らせ血を巡らせ、水を巡らせて整えることで改善出来ます。

Case06

肝臓・腎臓の異常

肝臓は『沈黙の臓器』と言われています。肝臓に障害が起こっても症状が現れず、症状が自覚できた時には病気が進行している場合が多いためそう呼ばれています。血液検査で異常が出たら要注意です。
からだの中の有害物質は肝臓で代謝され、腎臓から尿として排出されます。肝臓が故障すると、有害物質が充分に代謝されずに腎臓に送られ腎臓に負担をかけてしまいます。腎臓が故障すると、有害物質が排出されず再び肝臓に戻されて代謝をしなければならなくなり肝臓が過労状態になります。
どちらの臓器に問題があっても肝臓、腎臓両方に悪い影響を与えます。
肝臓、腎臓の両方の働きを助ける漢方薬が有ります。

Case07

不眠

漢方薬は睡眠薬と違い、直接睡眠を誘発するような働きでなく、不眠が起こる原因を解消することで眠れるようにしていきます。
強制的に寝らせるのでなく、
睡眠を妨げる自律神経やホルモンの乱れを正して、
自然なかたちで、眠りに導いてくれます。

Case08

痔

便秘を解消したり、血行を良くすることで肛門部のうっ血を起こす原因に働き、痔になりやすい体質を改善する漢方薬があります。
からだを動かして血行を良くし、冷たい物を摂ったりからだを冷やしたりしないように養生法も必要です。

Case09

尿漏れ・頻尿・膀胱炎

くしゃみなどお腹に力が入った時に尿が漏れてしまったり、トイレに行く回数が多く夜何度も起きてしまうなどつらいですね。
排尿のトラブルは漢方でいう『気』『血』『水』の水に主に関係しています。
その原因になるのが『腎』の働きの弱りです。
腎と言っても腎臓だけで無く、泌尿器、生殖器系の働きを指します。
膀胱炎は細菌感染により起こることが多いですが、無菌性の間質性膀胱炎もあります。
漢方では『腎』の働きを助け血行を良くする処方を使います。
何回も膀胱炎を繰り返す方は体質改善を含めた漢方薬を考えてみてはいかがですか。